こんにちはtaka84です。
副業をするようになってからは自分でお金のやり取りをする機会が、サラリーマンだけをしていた頃の3~5倍以上に増えました。
サラリーマンの給料は毎月自動的に会社から銀行に振り込まれるので、銀行に行くのはせいぜいATMでお金を引き出す時や記帳するときくらいです。
引き出すことはあっても、会社からの給料以外で振り込まれるお金など殆どなく、たまーに何かの支払いでこちらから振り込みをするくらいです。
しかし副業をする様になり、お金を受け取る機会が増え、給料が振り込まれる口座以外でお金をやり取りする機会が増えました。
そんな中で最近使用頻度が増えている「Paypal」について、解説してみたいと思います。
目次はこちら
Paypalの3つのメリット
Paypalを支払いも代金受け取りにも使っているtaka84が思う、Paypalのメリットを3点まとめました。
- 海外でも決済スピードが早い
- 買い手補償が手厚く安心して買い物ができる
- 決済システム導入の敷居が低い
それでは、Paypalって何という方でもわかるように基礎的なことから、メリットやデメリット、どんな人に向いているか/向いていないのかを説明していきますね。
Paypalなにそれ知らない!って人のためのPaypal基礎
Paypalの読み方
まず、Paypal、Paypalって書いていますが何て読むんだ?という方もいるかもしれませんので、読み方から説明します。
Paypalは「ペイパル」と読みます。割とそのまんまなので拍子抜けされた方もいらっしゃるかと思いますが、読み方は「ペイパル」で大丈夫です。
Wifiをワイファイって読むのを知った時の様な衝撃はないですよね 笑
「いいからさっさとpaypalの説明をしろ!」という声が聞こえてきそうですね!失礼しました、次に進みましょう!
オンライン決済とは
Paypal(ペイパル)とは、オンライン決済のサービスです。オンライン決済とはインターネットを通じてお金のやり取りができるサービスです。
最近でいうGooglepay(グーグルペイ)やApplepay(アップルペイ)などが有名ですが、中国大手のアリペイなんていうのも登場してきましたね。
オンライン決済は支払う側の個人や企業と、お金を受け取る側の個人や企業の間に立って、安心・安全で素早くお金をやり取りするサービスです。
これまでの様に銀行に行って振込をしてなんてしなくても、スマホやパソコンから手続きをすれば金銭の授受ができるという便利なサービスです。
Paypalという会社について
paypalのオンライン決済サービスはアメリカの「paypal社」が提供している世界で一番有名で大きなオンライン決済サービスです。
paypal社は1998年に創設された、シリコンバレーのIT企業です。
シリコンバレーといえば天下のgoogleをはじめ米YAHOO!、Amazon、Facebook、Instagram、Electronic Arts、ORACLEと世界の有名企業ばかりがある、あのシリコンバレーです。
現在では、200か国以上の地域で100以上の通貨に対応していて、様々な商取引に利用されています。
Paypalは日本でも使われているの?
オンライン決済というと楽天やアマゾンなどネットショッピングなどのECサイトを思い浮かべる方も多いと思います。
楽天やアマゾンでの決済には、現在paypalは使用できませんが、任天堂のゲーム機上でゲームソフトを購入する「ニンテンドーeショップ」やプレイステーションストア、意外なところだとヤマダ電機などでも使えるようですね。
意外なところでは移動販売のパン屋さんや不用品回収の業者がPaypal決済に対応しているというケースもあるようです、
やはりどうしてもオンライン決済なのでネットショッピングに強い分、使えなくもないですが実店舗での利用はまだまだ実用的ではありません。
電子マネーの様な使い方をするのはまだまだ難しそうですが、paypalはネット上の商取引にはめっぽう強いのも特徴です。
Paypalでのお金のやり取り方法
では、Paypalではどのようにお金のやりとりが行われるかという点について説明をしていきます。
まず、基本的な方法としてクレジットカードを登録して決済を行う方法があります。ここで「クレジットカードを使うなら、わざわざPaypalを通す必要ないじゃん」と思われる方もいらっしゃると思います。私も最初は思いました。
わざわざクレジットカードを登録してPaypalを使うメリットとしては、クレジットカード番号を相手に教える必要が無く、安心して決済ができるという点です。
また、Paypalのアカウントは口座の役割も持っているので、受け取ったお金を残高として貯めておくことができます。
Paypalの残高は指定の銀行口座に振り込みすることもできますし、お買い物や決済時に残高から支払うこともできます。
Paypalのメリットやこんな人に向いている
手軽で安心な取引ができる
Paypalの一番のメリットは先ほども書きましたが、海外でも国内でも、どんなロケーションでも安心・安全で迅速に決済を行うことが可能で、個人間でも取引が手軽にできるという点です。
どの様に手軽かというと、小さな会社や個人事業でクレジットカード決済システムを導入してビジネスを行おうとすると、クレカ会社の審査が大変だったり手数料が高額だったりと結構大変なものです。
支払う側にも手軽に決済できるメリットがあり、スマホでPaypalにログインをして支払いをすることが可能なので、外出先からお買い物の決済をすることも可能です。
決済システム導入が簡単
しかしPaypalなら、オンラインの手続きをしてPaypalから所在確認の為に登録住所宛に送られる書類を受け取れば、導入することができます。
しかも、決済手数料も安価なので小さなビジネスでも導入の敷居が低く、副業などの支払いにはもってこいの決済サービスという訳です。
セキュリティが高い
お金のやり取りをする時は、Paypalに登録をしたメールアドレスを通知するだけで支払いと受け取りができるので、クレジットカード番号や本名など余計な個人情報が相手に伝わる心配もありません。
その為、クレジットカード番号と個人情報を抜き取って悪用される心配は格段に低く、セキュリティ面でも安心といえます。
こんな人に向いている
ここまでのことを踏まえると、国内ではまだ利便性は低いですが海外ではかなり普及しているサービスなので、海外サイトでの決済と非常に相性が良く、輸出入の転売ビジネスやデジタルコンテンツの購入をする方に向いています。
実際に私も輸入ビジネスの支払いは、基本的にすべてPaypalを使用していますが、海外のセラー(販売者)にカード番号を教えたりすることも無いので、現状一度もカードの不正利用はされたことがありません。
海外の銀行口座に振り込みをする場合、手間と時間がとてもかかります。基本的にセラーは支払いの確認をしてから発送をするので銀行振込の様に相手への着金までに時間がかかると、商品発送が遅くなるので輸入商品の商機を逃すことにもなります。
また、Payapalは買い手補償がとても手厚いので輸入した商品が不良品だったりニセモノだった場合の対応も電話を掛ければ日本語で対応してくれます。
これらのことを踏まえると、Paypalが無いと輸入ビジネスは成立しないといっても過言ではありません。
Paypalのデメリットやこんな人は向いていない
国内での電子マネー的な使い方はまだできない
Paypalは海外ECサイトではかなり普及していますが、日本ではまだまだ対応しているサイトは多くはありません。それでも数年前に比べてPaypalで支払えるものも増えました。
それに輪を掛けてリアル店舗では、まだ全くと言っていいほど使える場所を見かけません。
その為、Edy(エディ)やnanaco(ナナコ)、Suica(スイカ)の様に日常の買い物にスマホをかざして決済をするといったカジュアルな使い方は全くできません。
既に日本の電子マネー市場は、楽天、セブンアンドアイ、イオン、JR、ドコモ、auなど国内有名企業が独占している状況なのでPaypalが食い込める予知があるかも微妙なところだと思います。
ケータイ市場もですが、日本はこういったテクノロジーの利権問題が複雑で、海外の様に『便利で良いもの』が素直に市場競争を起こすことが難しい気がします。
個人的にはpaypalでコンビニ支払いとかできたら便利だと思うんですが・・・
個人間送金ができない
Paypalでは個人間の送金ができませんので、LINEPAYの様に飲み会の割り勘など気軽に仲間うちでお金を送金し合うなどといった使い方ができません。
仮にできたとしても、Paypalの手数料を考えると仲間うちで気軽に送金しあう様な目的には適さないと思います。
この辺は、Paypalの運営方針とカジュアルな使い方とマッチしないのかもしれないですね。
逆に言えば、買い手保護とかサポートは手厚いのでビジネスの決済にはとても信頼が高く、安心して取引ができるので、Paypal決済を積極的に使っています。
2018年10月25日から日本国内での個人間送金ができるようになりました。
しかもPaypal残高か銀行口座からのPaypal口座への支払いは手数料が無料なので、気軽に個人間送金ができる様になりますね!
Paypal – ポリシーの更新(Paypal公式サイトが開きます)
Paypal⇒Paypalの手数料が無料になるということは、国内を対象にしたPaypal決済のビジネスは利益率が上がることになるので、これは嬉しい規約変更だと思いました。
分割支払いができない
通常、クレカ払いであれば分割支払いが可能な商品であれば、分割回数を選んで決済をすることが可能です。
しかしPayPalはすべて一括払いとなり、クレジットカードを登録していたとしても分割支払いを選択することができません。
どうしてもPaypal決済した支払いを分割にした場合は、クレジットカード会社に相談をするとPaypalからの請求分を分割にできることもあるようですが、クレジットカード会社が定める手数料が上乗せされてしまいます。
「どうしても分割にしないと支払いがキツイ」という時以外は、一括払いをオススメします。
為替手数料が高い
輸入を頻繁にしていると為替手数料を見落としていて、購入時の価格よりも請求の価格が高くなっていて驚くことがあります。
例えば海外で商品を購入した時に1000USドル(約11万円)で決済を通したとして、後日Paypalの請求一覧を確認すると日本円で11万4400円になっているといった感じです。
1000ドルの仕入れで平均2~3万円くらいの利益が出る見込みだったのが5000円近く利益が減ってしまうことになります。これが重なると結構大きい額になるんですよね。
これはPaypalの手数料4%が上乗せされるため、購入時の金額よりも少し高くなって請求が来ることになります。転売って仕入れを常に繰り返しているので、この手数料が結構かさむんですよね。
クレジットカードの場合の為替手数料はだいたい2%以下なので、Paypalは倍以上の手数料が発生していることになります。倍はちょっと高いですよね・・・
こんな人に向いていない
デメリットの内容を踏まえると、為替の金額差を利用した様なビジネスで差益を出そうとする場合にはPaypalの利用はむきません。手数料を考えると利益を出すのが難しくなります。
輸入転売の場合は為替での差益ではなく、海外と国内の販売価格の差額から利益を出すので為替レートの差はそこまで重要ではありません。
また、海外送金をあまりしない方にとっては、まだ日本国内ではメリットを享受できる機会は少ないと思いますので、登録の手間などを考えると導入するメリットは少ないかなと。
Paypalって危険じゃないの?
利用者にとっての危険性でいえば、むしろクレジットカードよりも安全じゃないかと私は思っています。なぜならメールアドレスで決済が可能なので悪用されるリスクが軽減されるからです。
別にPaypalを褒めても僕には一切のメリットはありませんが、Paypal自体が世界中で認められている決済サービスなので、セキュリティも堅牢で安全だといえるでしょう。
「クレジットカード情報を登録するのはちょっと」という方や日本国内のサービスしか信用しない方以外は、支払い可能な限りpaypalで支払う方が便利だと思います。
しかも取引上のトラブルの際に、クレジットカードよりもPaypalの方が買い手側を手厚く保障をしてくれるので、安心して海外のショッピングサイトも利用できるかと思います。
僕が海外サイトで決済を使用する時、もしもの事を考えるとPaypalが使えないサイトは怖くて利用できませんし、逆にPaypalがあればもしもの時にしっかりと対応してくれるので安心して買い物ができます。
まとめ
Paypalは非常に安全で、スピーディな取引ができる便利な決済サービスです。Taka84は海外サイトのお買い物時にはPaypalをオススメします。