こんにちは、taka84です。
今回は「キャンペーンからBUZZVIDEOが好むジャンル」を読み解いて
動画の投稿ジャンルの考察と攻略をする方法を書いていきたいと思います。
BUZZVIDEOのキャンペーンとは?
直近の大きいキャンペーンといえば、サンドウィッチマンを起用した「平成最後のバズキング」というものがありました。
BUZZVIDEOのキャンペーンとは、動画のコンテンストだと思ってもらえば間違いないです。
キャンペーンのテーマに沿った動画を投稿して、再生数やコメント数、お気に入り数、「運営の好み」に応じて順位が決まるというものです。
順位を決める要素の中でも経験上、「運営の好み(判断)」がかなり大きなウエイトを占めているのでは?とtaka84は思っています。
過去には「九州の観光・グルメ」、「荒野行動」など色々なキャンペーンがあり、私も参加してきました。
最終日までトップ10に残っていてもランキング確定時にはトップ10が総入れ替えという、驚くべき事態が繰り返し起きたので参加はしなくなってしまいました(笑)
Amazonギフト券ゲットォォォォォ!!!と思っていたのに、すごくガッカリさせられましたよ、ホント・・・・
キャンペーンを利用する
そんなこと聞いたら、キャンペーンなんて参加したくなくなるよ、、、となってしまいますよね。正直、私もキャンペーンの参加はもうしないでしょう。
しかし、そんなキャンペーンでも利用価値はあります。
それはキャンペーンのテーマや入賞者の動画を参考に、BUZZVIDEOが求めている動画をリサーチするということです。
つまり「キャンペーン入賞者の動画をマネしてBUZZVIDEOに気に入られる動画を作ろうじゃないか!」ということです。
攻略とは裏技などで穴をつくことではなく「流れ」を読むということが王道です。横文字でいえば「トレンド」です。
BUZZVIDEOが今なにを求めているか、どんなクリエイターにお金を払いたいか
ここからトレンド(流行)を読み、王道の流れに乗ればかなり効率良く、展示回数が伸びやすい動画を投稿できるようになります。
ランキングを確認する
ここからはリサーチ方法を順番に解説していきます。まず直近のキャンペーンのランキングを確認しましょう。下のリンクからBUZZVIDEO
(見れない方はこちら ※キャプチャ画像です)
ここでは入賞者が多いので上位4名を参考に説明させていただきますね。お時間があれば各受賞者のアカウントを確認して、自分の趣味に合うものなど作りやすいものを探してみましょう。
趣味が合うものの方が既にスキルがあったり、モチベーションが維持しやすいのでお勧めしています。
受賞者がどんな動画を投稿しているか確認する
今回のTOP4はこの様な方々です。2番目の「モカみっくすTV」さんは私は初めてお目にかかりましたが、他の方はYOUTUBEとTOPBUZZそれぞれで名前を良く見る方です。
モカみっくすTVさんも念のため調べてみたところ、YOUTUBEで7か月ほど運営実績のある方のようですね。
つまり、上位4名はすべてユーチューバーが独占しているという状況です。これ以降のランキングを見てもユーチューバー率の高いこと・・・
これまでのBUZZVIDEO早期参加者の転載まみれの状況から脱却しようとしているのは見え見えですね。
近いうちに別記事で書きますが、BUZZVIDEOが転載に対して超厳しい対策をはじめていることも、健全化の表れではないでしょうか。
話を本題に戻しますが、この四天王(とここでは呼ばせてもらいます)がBUZZVIDEOに投稿している動画のジャンルは
- マックスむらい さん ⇒ やってみた系 / ドッキリ
- モカみっくすTV さん ⇒ ペット(ねこ)
- フェルミ研究所 さん ⇒ 雑学
- moshinuko さん ⇒ ペット(ねこ)
このようになっています。
ジャンルが確認できたら、それぞれの動画の内容をチェックしていきましょう。
ランキング入賞者のコンテンツ解説
マックスむらい
マックスむらいさんの動画は、「〇〇やってみた」やドッキリなど人気ユーチューバーらしいジャンルと言えます。
このジャンルをそっくり真似するのは撮影場所や小道具の用意が必要なのでハードルが上がる分だけでなく、顔出しをしたり協力者を見つけたりすること自体がハードルに感じてしまう方もいると思います。
真似をする場合は、「できる範囲」でどこまでできるかを考えてみましょう。
例えば撮影場所が自宅に限られる場合、床が汚れる動画の撮影は避ければいいですし、顔出しをしたくない場合は100均やドンキで仮面を買ってくるなど、工夫することでクリアできる問題は沢山あります。
ドッキリ系は少なくても1名以上の協力者が必要になりがちですが、カリギュラというネット番組の「自作自演ドッキリ」がなかなか面白いので、あえて1人で自作自演ドッキリというジャンルを確立してみるのもアリでしょう。
自作自演ドッキリについては「カリギュラ(Amazonプライムビデオ)」を調べてみて頂きたいのですが、自分でドッキリの台本を作って、自分でひっかかりリアクションするというものです(笑)
あと、ユーチューバーの様に自分がコンテンツとなって出演する場合にプロと素人(上手いと下手)を分けるのは「照れ」です。
別に喋り方は饒舌である必要はありませんし、方言まじりも味があると思います。しかし「照れ」が入ると急に視聴者はシラけてしまいます。照れが入ると内輪ノリが出てしまうんですよね。
ですので、どうしても人前に出るとアガってしまうなど、出演するのが苦手な方は「やってみた」動画で手元だけを映すなど工夫をするようにしましょう。
また、大物ユーチューバーのラファエルさんが動画の内容が過激ということで、突然YOUTUBEのメインのチャンネルがBANされてしまったようです。
ユーチューバーの動画は過激なものも少なくないので、BUZZVIDEOでどんな動画なら許容されているかについては、マックスむらいさんを始めとした投稿者の動画でボーダーラインの感覚を身につけましょう。
※2/19追記※
まだラファエル氏のチャンネルが閉鎖に追いやられて間もないですが、先日YOUTUBEのルールが改正され、ドッキリ系動画についてのルール厳格化が定められました。
とはいえ、今回取り上げているマックスむらいさんの様な、軽いイタズラ系は今後も大丈夫な様で、規制対象となるのは以下の様な動画です。
- 身体に危険が伴うようなドッキリ(火薬や薬品を使うもの、高所でのアクロバットな行為など)
- 犯罪行為を模倣したドッキリ(家にドロボーが来たら、街中でひったくりのフリして盗んでみた など)
- 子供がトラウマになる様なドッキリ(グロテスクなモンスターが出現する、血しぶきなどの表現 など)
身体に危険が伴うものとしては「洗剤を飲んでみた」などドッキリでなくても、やってみた系も対象となる模様。
YOUTUBEより厳しい審査をしているBUZZVIDEOは間違いなく、これらの動画もNGにしてくることが予想されます。
モカみっくすTV
モカみっくすTVさんの動画で注目したのは、1~2分の短時間の動画多いということです。この長さの動画ばかりなのはもしかすると、はじめからBUZZVIDEOを意識して投稿していると思います。
YOUTUBEよりもBUZZVIDEOでの再生数の方が圧倒的に多いので、戦略的にBUZZVIDEOを狙った投稿だと思います。
また、日本語と英語の字幕が入っているのは、英語圏の再生を狙ってのことでしょう。
BUZZVIDEOは日本国内は日本向けの動画を投稿することを推奨しており、意図的に他の言語のタイトルを付けない様にアナウンスしています。
しかし、実際のところ英語のタイトルや字幕については明確なペナルティは確認できてなく、YOUTUBEの後追いをしているBUZZVIDEOなので今後、マルチリンガル化が解禁されると噂すらされています。
動画で収益化する観点からいえば、市場が大きい英語圏や中国語圏に適応したコンテンツの方が効率的といえます。
モカみっくすTVさんはサムネイル、タイトルも付け方が上手なので参考にしてみることをお勧めします。
サムネイル画像はペット関連に興味がある方にマッチしたフォント、色使いとなっているので、その辺りを取り入れていくと良いでしょう。
フェルミ研究所
フェルミ研究所さんは、、毎回興味を惹かれるテーマと質の高いナレーションでYOUTUBEでも化け物的に再生数を誇るチャンネルです。
聞いた話によるとナレーションには声優を使っているようで、このクオリティを真似するのはなかなか難しいと思います。
ただ、画像 + 字幕 + ナレーションがあれば同じジャンルの動画を作ることができるので、BUZZVIDEO向けに1~2分の雑学動画は作る価値があると思います。
BUZZVIDEOの傾向として、読み上げソフトなどの機械音声は好まない(嫌われる)のでナレーションは人間の音声で吹き込む必要があります。
参考にご紹介すると、TOPBUZZ内のFAQ「Q:なぜ収益が下がったのですか?」に低質なコンテンツを投稿する行為の説明があり、そこに「器械で吹き替えるコンテンツ」について明記されています。
ですのでナレーションで音声を入れる場合は、人間の声で吹き込むことを忘れないでください。
フェルミ研究所さんは以前は海外の雑学チャンネルの音声を和訳していただけということが発覚してアカウントが停止しましたが、現在はオリジナルイラストに差し替えて復活しています。
moshinuko
moshinukoさんは、BUZZVIDEOジャパンが公式に推奨している、公認クリエイターです。BUZZVIDEOの日本オフィスでの動画セミナーの時に登壇をして講義をしてくれたこともあるほど、今のBUZZVIDEOの象徴と言っても過言ではないでしょう!
同じ猫を扱っていますが、さきほどのモカみっくすTVさんとは違った趣向の動画を投稿されています。
moshinukoさんは、「もしも猫がしゃべったら」など猫が主役のショートドラマを見ている様な動画が特徴で、moshinukoさん自身が猫の声を吹き込んでいます。
少々シュールに感じる動画が多いですが、癒される動画が多いのでBUZZVIDEOではかなり人気があるクリエイターさんです。
正直、動画編集自体はそこまで高度テクニックは使っていないで、やはりBUZZVIDEO動画投稿で参考にするにはもってこいのクリエイターさんと言えそうです。
誤解してはいけないのは、無駄にエフェクトなどの特殊効果や華美な字幕などを使っていないというだけで、企画やディレクションスキルは勉強になるところが沢山あります。
「カメラをとめるな!」も同様のことを言えますが、動画自体の面白さと動画内のCGやエフェクトなどの特殊効果は別ものということです。
無駄に編集に凝るよりも面白い企画を考えたり、1本でも動画を多く撮影することが重要だということを取り入れていきましょう。
コンテンツを参考にする
「学ぶ」の語源は「真似る」から来ているという説もあり、私は「学ぶ」は「真似る」ことだと思っています。真似ることでスキルを身に着けて、自分のもにしていくことが大事なので遠慮なく真似しましょう!
真似をする時に以下のポイントに注目しましょう
- タイトルの付け方
- サムネイルの選び方
- 再生時間の長さ
- ナレーションの有無や入れ方
- 字幕の有無や入れ方
- 全体の構成(起承転結なのか、それとも別か)
- どんな演出をしているか(盛り上げ方や効果音など)
- どんな小道具を使っているか など
タイトルの付け方
四天王のタイトルの例を挙げますので、タイトルの付け方の参考にしてください。(敬称略でご紹介します)
- 上司のパソコンがハッキングされて乗っ取られるドッキリ(マックスむらい)
- 猫がストーブの前でぬくぬくし過ぎた結果・・・(モカみっくすTV)
- 【漫画】生き埋めになったらどうすればいいのか?【マンガ動画】(フェルミ研究所)
- 頭が撫でられるのが大好きな猫の反応(moshinuko)
ポイントとしては、
- どんな内容なのかザックリとわかる
- でもオチ(結論)が気になる
というところを参考にすると良いでしょう。
サムネイルの選び方
サムネイルはマックスむらいさんがわかりやすいので参考になると思います。
タイトルに関連した動作をしている部分を切り取ってサムネイルにしています。
「涙が止まらない」であれば泣いている人を慰めるシーン、「コーヒーの中身をぜんぶ砂糖に」ではコーヒーを飲んでいるシーンを設定しています。
こういったシーンを設定することで「このあとどうなるんだろう?ワクワク」と視聴者の興味を引き、再生に導きやすいサムネイルになります。
「コーヒーの中身をぜんぶ砂糖に」を例にすると、「この後どんなリアクションをするのかな」、「吹き出すのかな?」という想像をさせることが重要です。
想像をしたら答え合わせがしたくなるという、人間心理をうまく突いたサムネイルといえるでしょう。
他の四天王のサムネイルは特に場面に統一性はないのですが、サムネイルよりもタイトルでしっかりと引き付けられているので、再生数が伸びているということになります。
やはりクリック率を1%でも上げるにはマックスむらいさんの様に、タイトルに関連した動作がわかるシーンをサムネイルに設定している方が望ましいことは間違いありませんので、どんどん取り入れていきましょう。
再生時間の長さ
BUZZVIDEOに適した長さは1分~長くても3分程度と言われています。
もちろん5分、10分の動画だからダメという訳ではないのですが、収益の効率的にも1分程度の動画を沢山あげてサクサクと再生してもらった方がいいです。
これについては、四天王もBUZZVIDEO向けに動画時間を短めに作っているか、YOUTUBE用とBUZZVIDEO用で動画を分けて投稿していますね。
これまたマックスむらいさんを例に挙げると、YOUTUBEでは10前後の動画がメインなのに対して、BUZZVIDEOはだいたい1分前後の動画を投稿しています。
↓↓マックスむらいさんのYOUTUBEの動画一覧↓↓
↓↓マックスむらいさんのBUZZVIDEOの動画一覧↓↓
YOUTUBEの収益化の基準は再生時間の累計などが関係し、BUZZVIDEOは単純に5秒以上の再生数なのでこの様な戦略をとっていると推測できます。
ナレーションの有無や入れ方
四天王のナレーションの対応状況はというと、(敬称略)
- マックスむらい ⇒ 会話ややりとりの声が入っている
- モカみっくすTV ⇒ 飼い主の声が入っている
- フェルミ研究所 ⇒ ナレーション、アフレコが入っている
- moshinuko ⇒ ねこが喋っているという体で投稿者の声が入っている
というようになっていて、ナレーションらしいナレーションは動画のタイプからもフェルミ研究所だけで、あとは会話などの声が入っています。
もちろん、会話の音声も動画の内容に必要なものしか入っていないので、雑音として紛れ込んだ音とは別物です。
モカミックスTVさんの場合は、BGMの方が音量が大きく飼い主の声は聞こえずらい気もしますが、メインは猫の様子なのでBUZZVIDEO的には問題ないと判断されたのでしょう。
仮にフェルミ研究所のように、ナレーションの声が小さいと成立しないタイプの動画の場合は、音声を聞きやすくハッキリと入れるようにしましょう。
全体の構成(起承転結なのか、それとも別か)
動画の場合、特にBUZZVIDEOやYOUTUBEの様なエンタメ性の高いものは、クライマックス法で構成するのが一般的とされています。
一方、ブログなどの記事はプレップ法やアンチクライマックス法など結論から示して、後から理由を説明する方がリーダビリティ(読みやすさ)が高いとされています。
どちらにも共通して言えるのは、投稿者とすごく親しい間柄でない限りは、しっかりと「つかみ」を用意しないと飽きられてしまうか、そもそも見てもらえないということになります。
動画サイトの場合、サムネイルとタイトルが「つかみ」になり、そこで興味を持ってくれる人はクリックして、興味がなければクリックしない(スルーする)とふるいにかけられます。
一応、ブログの場合も説明しておくと検索キーワードとディスクリプションが「つかみ」になります。
面白くなさそうであれば視聴者のふるいから漏れてしまうのでまずは「つかみ」となる物があっての、動画の中身になります。
つまり、BUZZVIDEOでは報酬が発生する条件として、5秒再生というほぼクリックされたらいい状況なので、サムネイルとタイトルがつかみとして非常に重要です。
その為、BUZZVIDEOはYOUTUBEよりも煽りタイトルに厳しいのは、クリックだけさせる為の中身のないコンテンツでも報酬が発生してしまうことの裏返しでしょう。
動画の構成でいえば、マックスむらいさんの「コーヒーの中身をぜんぶ砂糖に入れ替えるドッキリwwww」の場合、
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・サムネイルとタイトル : つかみ(転or結)
・導入: 「ついにその時が訪れる・・・!」と引き付けている(起) ①
・飲む:承(結) ②~③
・砂糖が固まって出てこない:転 ④~⑥
・さらに飲んで「甘っ」という:結 ⑦
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文字にしてしまうとあっさりしてしまいますが、1分ほどの動画の中にもこの様に起承転結が盛り込まれています。
そのほかにも、どんな演出をしているか等を参考にしながら動画を視聴するとヒントが沢山あるので、着目点を変えて動画を視聴してみてください。
さいごに
今回はキャンペーン結果から、BUZZVIDEOの攻略をしてみるという内容でお届けしました。
クリエイターにとってランキングは参加して、受賞できるに越したことはありませんが、受賞できなくても得るべきものがあります。
受賞者から学びやヒントを得ることは、自分のセンスだけで投稿しているクリエイターと差別化を図るためにも必要であり、BUZZVIDEOで稼ぐ為の近道でもあります。
リサーチを積極的にしていき、ディレクションスキルを身に付けて行きましょう!
四天王のチャンネルのリンクを貼っておきますねー!
■マックスむらい
https://www.topbuzz.com/user/6519422466816720905/
■モカみっくすTV
https://www.topbuzz.com/user/6607889299528630278/
■フェルミ研究所
https://www.topbuzz.com/user/6559714510083458058/
■moshinuko
https://www.topbuzz.com/user/6469308651587765257/